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初めてのピアスを正しく選ぶことは、ピアスの成功の大きな鍵と言えます。ピアスは生身の体に穴をあけるのです。少しではあっても出血もしますし、けがをした状態と同じで体を守ってくれる皮膚がない状態なのです。
金属アレルギーを起こす確立は当然、大幅に増加します。また皮膚では気付かない程度のアレルギーだった人がピアスをしたことで悪化し、ピアスのせいでアレルギーになったと思い込むこともあるようです。統計でもピアスをした人はしていない人と比較して二倍近くの人が何らかのアレルギー症状を訴えていると言う結果が出ています。
ですからデザインや予算、好みだけで選ぶのではなく初めてのピアスは慎重に選ばれることをおすすめします。必要以上に金属アレルギーを恐れる必要はありませんが、正しく理解して適切な処理をすることで余計なトラブルは避けられます。 |
ピアスをされている方の中にも落としたくない一心できつく装着されている方が意外と
多いようです。正しくは耳たぶの前後に動かせる余裕(約2ミリ程度)を持って装着します。
初めてのピアスは特に余裕のあるサイズを選ぶことをお勧めします。
たとえば市販されているスタッド(ファーストピアス)には軸の長さで「ショートタイプ
(4ミリ程度)」「スタンダードタイプ(6ミリ程度)」と「ロングタイプ(8ミリ程度)」が
あります。
赤ちゃんの頃からピアスを経験する欧米と違って、日本では大人になってピアスをされる方のほうがほとんどです。
特に耳の薄い方は別ですが「ショートタイプ(4ミリ程度)」は赤ちゃん。「スタンダードタイプ」が幼児用と考えて「ロングタイプ」を
選ばれることをおすすめします。 |
| 其の二:アレルギーを引き起こしにくい素材であること |
金属のなかでニッケルとクロムは特にアレルギーを引き起こしやすいと言われます。なぜなら体液や汗、皮脂に溶け出しやすい性質があるからです。しかしニッケルもクロムも含まれる頻度の高い金属でもあります。
またアレルギーはごくごく微量の金属にでも 反応してしまいますので避けにくいことも事実です。
最近はチタン製や医療用ステンレ ス製などアレルギーになりにくい製品も出ています。それでも不安と言う人は医療用樹
脂製のピアスも出ています。
ただ、樹脂は金属ではありませんから、金属アレルギーを 起こさないのは確かですが、「腫れる」「かゆい」「熱を持つ」「膿がたまる」などの炎症症状は
金属アレルギーによるものだけではありません。過信せず、正しく使用しましょう。 |
「ふとん針で穴をあけてピアスを押し込む」なんて根性のある人もいるようですが、傷口に太いとはいえないピアスの軸を押し込むのは、ピアス孔を美しくあけてもくずしてしまう恐れがあります。
装着しやすさでピアッサーなどの商品名で知られる穴あけ専用ピアス(スタッド)をおすすめします。スタッドは穴あけと同時にピアスが装着されま
すから痛みも少なく、早くて安全、確実です。
スタッドは単なるアクセサリーではなく ピアス孔をあけるための医療用具として厚生省の認可も受け、完全滅菌してありますし、ピアス後の管理もしやすいように考えられています。
素材やデザインなど多くの種類が ありますので、お好みのスタッドを選ぶことが出来ます。 |
大きい、重いピアスはピアス孔に負担をかけ、ピアス孔の安定を妨げます。ピアス孔に
合わない太さのピアス軸も好ましくありません。
初めてのピアスは小さ目で、重くないもの、ピアス軸の太さがピアス孔にあっているものを選びます。デザインも華奢すぎたり、豪華すぎたりしないシンプルで引っかかりの少ないものが良いでしょう。 |
あけたばかりのピアス孔からは血液やリンパ液などが出てとても汚れやすいものです。
初めてのピアスには汚れがこびリ付きにくく落としやすいこと、汚れで変質しにくいことが強く求められます。また、管理しやすいように引っ掛かりやでこぼこの少ないシンプルなデザインがいいでしょう。 |
スタッドが決まったら次は確実に美しいピアス孔を開けたいものです。けがをしたとき同様に清潔が大切です。
また、あける位置によっても印象がずいぶん違ってきますから自分自身や不慣れな人では適切なピアッシング(穴をあける行為)は難しいでしょう。
経験のある専門医で位置を充分に確認した上で医学的清潔操作(日常生活での清潔とは違います)であけましょう。やはり手間を惜しんで後悔するより、専門医に依頼される事をおすすめします。
ピアス孔は放っておけば閉じると言われますが、化膿したピアス孔は傷跡として残ることがあります。
金属アレルギーの不安がある人はピアッシングの前に専門医とよく相談し、必要ならパッチテスト(アレルギーの検査)を受けられることをおすすめします。
また、不適切な方法でピアス穴をあけた時や不適切なピアスを装着した場合、ピアス孔が小さくて一般のサイズの太さの軸が入らないことがあります。 |
きれいなピアス孔に光るスタッドはワクワクする嬉しさです。でもまだ成功ではありません。
成功するにはピアス後の管理がとっても大切です。ピアス孔が安定するまでは閉じやすいため、ピアスを装着したままで管理することになります。
ピアスをはずさず清潔に保つことは意外と難しい作業ですから、専門医で聞いた管理方法を守って清潔に努めましょう。
閉じないように、ピアスの軸ごとかたまらないように、前後左右に回転を加えてこまめに動かすことも大事です。特にシャワーを浴びたり、汗をかいたりしてぬれたときはジクジク湿っぽくなり、バイ菌がつきやすく、繁殖しやすくなります。
起きたときも寝ている間に圧迫されていたり汗をかいたりしています。専門医の処方の通り用法と回数を守ってこまめに消毒しましょう。
はずせるようになるまでの目安は1ヶ月と言われますが、血液やリンパ液が出ていないこと、ピアス孔にしっかり皮膚が張り落ち着いたことを確認してからはずしましょう。
スタッドを装着してから二ヶ月以上ピアス孔が落ち着かない場合は受診して専門医に相談しましょう。
万が一、化膿、炎症などトラブルが起きてもすぐにあきらめないで専門医を受診してください。
ピアス孔をつぶさず、ピアスをはずさず治療する方法もあります。
早いうちに、症状が軽いうちにかならず受診してください。症状が進んでしまうと俗に「ふくろになる」といい、傷跡が残ったり、同じところには二度とピアスが出来なくなることもあります。
早いうちに適切な処置をすればまだ成功への可能性もあります。 |
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